エレファントビーチ便り

Archive for September, 2009

Sep 29 2009

ウォルト・ディズニーの”夢を叶える秘密”

30代も後半になると「誕生日」もワクワクするものではなくなったと思っていたが、日本にいる友人から時差の関係で1日早く思い掛けないバースデーメッセージをもらった時はやっぱりすごく嬉しかった。

そして当日も、カナダにいる人達だけでなくアメリカやフランス、インドからも友人がおめでとうメッセージを送ってくれて、みんなの優しい気持ちで心の中がほんわり温かくなった。

いつも前を向いて前進するよう自分の背中を押し続けているので、普段はゆっくりと過去を振り返る時間をもつことがあまりないのに、なぜかクローゼットの奥にしまい込まれたあの箱を開けてみたくなった。

箱の中には日本で暮らしていた時に書いていた日記や、興味を引かれた新聞や雑誌の切り抜き、番組で使った原稿など、様々なものが出て来た。

そういえば、映画日記を書いてたことを忘れてた…。見た作品について感想や気になったシーン、撮影技術、脚本や俳優の演技についてなど、思ったままを書き綴っていた。「映画を作りたい」そう強く願い続けて道を模索していた頃のものだ。

そして、バンクーバーに映画留学することを決意するまでの葛藤や、自分がどれだけ沢山の方々に支えられて生きていたかがありのままに書いてあった。

お世話になった懐かしい人達の名前とエピソードを読み返しながら、体中がエネルギーで満たされていくのを実感した。

私の映画製作に関わる日々はまだスタートしたばかりで毎日が学びと試行錯誤の連続だけど、何にでも100%の力を注いで一生懸命に努力していたあの時の自分がこんな風に今の自分を励ましてくれたように、今の自分がまた数年後の自分を励ませる存在になれるよう、何事にも手を抜かず、目の前にあるプロジェクトに全力をかけて取り組まなくてはと思った。

そんな私の目に偶然飛び込んできたのが、ウォルト・ディズニーのインタビューだった。

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“Somehow I can’t believe there are any heights that can’t be scaled by a man who knows the secret of making dreams come true.    

 This special secret, it seems to me, can be summarized in four C’s. 

They are CuriosityConfidenceCourage, and Constancy and the greatest of these is Confidence. 

When you believe a thing, believe it all the way, implicitly and unquestionably.”

 - Walt Disney

夢を実現するための秘訣は4つの”C”で表現できる。

Curiosity=好奇心

Confidence=自信

Courage=勇気

Constancy=不断の努力

何かを信じたら、絶対的に信じて疑わず、とことん信じ抜くこと。

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誕生日に数十年の時を越え偶然ウォルト・ディズニーが教えてくれた彼の秘密。

この4つの”C”を忘れずにこれからも自分の選んだ道を信じて頑張っていこうと心に誓った。

 

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Sep 21 2009

サム・サリバン前市長のインタビュー

 快晴の日曜日。

そろそろ雨のシーズンが始まるバンクーバーでは、残り少ない太陽を満喫しようと沢山の人がイングリッシュベイなどに繰り出しダウンタウンは賑やかな休日を迎えていました。

そんな中、ドキュメンタリー映画の撮影のために、バンクーバーの前市長であるサム・サリバン氏のご自宅に向かいました。

到着するとサリバン氏が笑顔で迎えて下さり早速撮影準備に。

監督のデイモンがダウンタウン・イーストサイドが抱える問題について鋭く切り込む質問に対して、様々な角度から率直な意見を聞かせていただきました。

ここではインタビュー内容を詳しく語れないのが残念ですが、映画の中で重要なポイントとなるコメントを撮ることが出来てとても嬉しかったです。

貴重な休日を割いて取材にご協力いただきまして有難うございました!

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Sep 17 2009

インフルエンザ対策に死体袋!?

カナダではこの春、インディアンリザーブに住む先住民の人達が多くH1N1インフルエンザに苦しめられた。

彼らは手を洗うための清浄な水へのアクセスもなく、密集して暮らしているため感染が広まりやすい状況にあるからだ。

秋になりこれからインフルエンザの流行が予想されるため、先日カナダの国会や州議会でもワクチンや薬をどのように提供していくか議論する様子がテレビ中継されていた。

そんな矢先、マニトバ州にある2つのインディアンリザーブに「インフルエンザ対策キット」が政府機関であるヘルス・カナダから送られた。

箱を開けた先住民の人達は、マスクとハンドサニタイザーと一緒に入れられていたものを見て胸が引き裂かれるような思いをした。

そこには30枚の「死体袋」が入っていたからだ。

そのニュースをテレビで見た時、私は自分の目が信じられなかった。

一人でも命を救う為に助けを求めている先住民の人達に死体袋を送りつけるという、あまりに非人道的な政府の対応に怒りを通り越して言葉が出て来なかった。

先住民のスピリチュアルな文化を本当に理解していたら、「死体袋」を受け取った時の彼らが感じた「ナイフで胸を突かれるような思いがした」という気持ちも十分わかってあげられただろうし、見放された気持ちになるのも予測できたはずだ。

しかし、もっと私をがっかりさせたのは、それを聞いたカナダ人の反応だった。

各テレビ局がニュースをインターネットでも配信しているが、そこに続々と書き込まれ続けているコメントの多くがとても人種差別的なものが多かったからだ。

表向きは「様々な人種の人々がそれぞれの文化を大事にしながら暮らしている国」というイメージが通っているが、先住民の人達のことになると全く話が違って来る。

この国の先住民の人達に対する差別の根深さを改めて実感させられる出来事だった。

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