エレファントビーチ便り

Archive for August, 2008

Aug 30 2008

TVシリーズ “The GUARD” 撮影現場リポート 2

先月に引き続き、TVシリーズ”The GUARD”の撮影にクルーとして参加しました。
今回の撮影場所はバンクーバーから車で1時間くらいの所にあるSquamish。12時間撮影して毎日車で往復することは危険を伴うこともあって泊まりが
けでの撮影になり、ちょっとだけ旅の雰囲気も味わえました。

著作権にかかるのでストーリーに関する詳しいことを書けないのが残念ですが、今回もPropsを担当し、俳優が使うものをコントロールする役目を果たしました。(この撮影では様々な医療器具が必要で、一番楽しかったのはバイオハザードのエリアで作業するシーン!)

地名のSquamishとはネイティブの言葉で「強い母なる風」という意味を持つらしく、毎日のように強い風が吹き荒れ、私がかぶっていた帽子も
しっかり飛ばされ水の中に消えて行ってしまいました。撮影の時にお守りのような感覚で必ずかぶっていた帽子だったので、波打つ水の上で踊らされてる帽子を
桟橋から見た時はちょっとショックでした…(涙) 

でも、撮影の方は無事に着々と進んだので良かったです!

10月29日からGlobalでオンエアーになるので、見られるエリアにお住まいの方は是非チェックしてみて下さいね♬♪

“The GUARD”オフィシャルウェブサイト↓ 

http://www.globaltv.com/globaltv/globalshows/theguard/index.html

 

撮影場所のSquamishと言えば、2010年のオリンピックの開催地であるバンクーバーとウィスラーの中間地点にあり、山間にあるこの小さな街も建設ラッシュを迎えています。

中でも一番顕著なのがSea to Sky Highwayの拡張工事。

中央分離帯のないカーブの多い山の中にある幹線道路をオリンピックのために拡張しようとしているため、所々でセンターラインが消されてパイロンで仕
切られているだけの所もあり、そんな道で最高速度が80キロまで許されているエリアもあって、カナディアンのクルーでさえ暗くなってから運転するのを嫌
がっていました。

そんな状況で、撮影の最終日に夜の雨の中で運転して帰らなければならず、ワイパーを最速にしても間に合わないほどの叩き付けるような雨と、ホラー映
画のシーンのようにじわじわを濃さを増す霧に襲われ、さすがに半泣きで運転して帰って来ました。この道路でつい数週間前に大規模な崖崩れが起こって1週間
ほど完全に道路が封鎖されたばかりだったこともあり祈る様な思いでしたが、バンクーバーのダウンタウンの夜景が見えた時には、生きてることの有り難みをひ
しひしと感じ、恐怖のドライブもある意味良い経験だったと思いました。

2010年2月の冬季オリンピックまで、あと531日。

オリンピックの準備をめぐっては様々なドラマが繰り広げられているここバンクーバーですが、それに関しても追々綴っていきたいと思います。

No responses yet

Aug 05 2008

プライド・パレード in バンクーバー

8月3日日曜日、カナダ・バンクーバーのダウンタウンで毎年恒例の
「プライド・パレード」が行われました。
今年はパレード自体への参加者が増えたこともあり、コースをさらに延長して約3時間に渡る164組の山車が練り歩く盛大なパレードとなりました。

ダウンタウンをぐるりと回る沿道を埋め尽くす見物客の数は何と53万人!!!

ここでは同性同士での結婚が法的に認められていて、ダウンタウンのメインストリートの一つであるデイビー・ストリートは、ゲイフレンドリーなお店やレストラン、バーなどが沢山あって毎日のように賑わっています。

このパレードも、ゲイの人達だけではなく、有名な政治家から警察官、消防署員、テレビやラジオ局・新聞などのマスコミ、はたまた地元の様々な企業やお店などが色彩豊かな山車を作ってこぞってパレ―ドに参加する街を上げての大掛かりなイベントです。

ダウンタウンのウエストエンドと呼ばれるエリアに住んでいる私にとっては、ゲイカップルを見かけることも全然珍しくなく、こうしたパレードにおいても偏見ではなく皆で盛り上げていくという姿勢にいつも心を打たれます。

RCMP(王室カナダ騎馬警察)

今年新たに加わった山車の中で話題になっていたのは「ボリウッド(インドのハリウッド)」をテーマにしたもの。
インド系の移民も多いバンクーバーらしく、今年はボリウッド映画のように踊りながら観衆を楽しませてくれました。

(↑ボリウッドをテーマにした山車)

とってもゲイフレンドリーなバンクーバーですが、世界的に見ると、ゲイであることが分かっただけで死刑になる国もあり、まだまだゲイの人たちへの偏 見も根強く残っていますが、今年の5月にアメリカのカリフォルニア州でも同性での結婚が法的に認められたように、少しずつ皆の意識が変わってきているのか もしれません。(12/6追記:アメリカで行われた11月の投票で、残念なことにこの決定は翻りました)

この日の夜、夫と家の近くに夕食に出かけた所、
そこで出会った2組のゲイカップルとすっかり意気投合して、
始終大笑いしながら皆で楽しくお酒を飲みました

Imagine all the people        想像してみて すべての人々が
Living life in peace….         平和に暮らしていると…

You may say I’m a dreamer    僕のことを夢想家だと言うかもしれない
But I’m not the only one       でも、僕はひとりぼっちじゃないよ
I hope someday you’ll join us   いつの日か 君も仲間に加わってほしい
And the world will be as one    そして 世界はひとつになるだろう

“Imagine” by John Lennon (訳:Miho)

No responses yet